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【仕事でストレスを感じている人へ】仕事をラクに生活をもっと楽しくする"ワークライフハック"

2021年7月24日

仕事で悪いストレスを感じていませんか?『ワークライフハック』という言葉は『仕事と生活でラクする小技』という直訳ですが、僕自身はこの言葉を意識して仕事をしたり生活をすることにより、悪いストレスから解放されています。この記事を読むと、僕自身が『ワークライフハック』という言葉を掲げている意味がわかると思いますし、別に仕事を好きになる必要はなくて、「どうすればラクができるかを考えるだけで仕事への捉え方が変わる」ということを理解できるはずです。僕自身はめんどくさがりで、「仕事でも生活でもラクをしたい」と思っているので、そんな僕の意識を紹介していきます。

『ワークライフハック』とは?

僕は、『ワークライフハック』という言葉を勝手に掲げています。

僕自身も仕事をしながら毎日を過ごしていますが、前提に「どうせ働くんだったら、仕事を通して生活をもっと楽しくしようよ!」という考えがあります。
「ワーク」:仕事
「ライフ」:生活
「ハック」:ラクする小技
それぞれの言葉はこのような意味を持つので、『ワークライフハック』というのは、『仕事と生活でラクする小技』という直訳になります。

ただ、以下の定義を読んでいただけるとわかるように、『ライフハック』という言葉自体に『仕事』という意味が込められているので、『ワーク』という言葉を付ける必要もないんですけど、僕はあえて『ワーク』という言葉を付けています。

ライフハックは英語lifehackから来ている言葉で「生活をよりよくするための工夫」という意味があります。日本で使われるライフハックは一般に「仕事術」「生活術」の意味として使われます。昔から使われている「裏ワザ」「コツ」「早道」「豆知識」と同義語と思ってよいでしょう。

lifehack(ライフハック)の意味

ライフハック (lifehack:英語)
仕事の質や効率、高い生産性を上げるための工夫や取り組み。2004年に米国のテクニカルライター、ダニー=オブライエンが考案した言葉であり、主に情報産業に携わるプログラマーや技術者の間で使われるようになった。アプリケーションソフトやデジタル機器を効率良く使いこなすためのちょっとしたこつやテクニックから、業務目標の設定や健康管理にいたる、いわゆる仕事術、生活術を指す。

デジタル大辞泉より

あえて「ワーク」という言葉を付けて「ワークライフハック」と呼んでいるのはなぜかと言うと・・・

前提として掲げた「どうせ働くんだったら仕事を通して生活をもっと楽しくしようよ」という考えに繋がります。よくある質問ですが、仕事をする時間って、自分の人生のどのくらいの割合になっていると思いますか?一般的には、20〜30%程度と言われています(1日24時間を「睡眠8時間」「仕事8時間」「生活8時間」と区分すると分かりやすい)。厳密に計算しましょう。

1日24時間
1日の労働時間8時間
1年365日
休日数120日
(労働日数:365日-120日=245日)
とすると、
 ┗24時間×365日=8,760時間
 ┗8時間×245日=1,960時間
  ┗(1,960時間/8,760時間)×100=22.4%
少し残業分を考慮して、
1日11時間労働にすると、
 ┗11時間×245日=2,695時間
  ┗(2,695時間/8,760時間)×100=30.8%

こんな感じの計算になります。

テレワークが普及してきて、出退勤時間がなくなった方もいると思いますが、オフィスや仕事現場に行く時間を考えると、仕事の日は「起きて出勤して、仕事して退勤して、帰って寝る」みたいなルーティンになっている人もいると思うので、もう少し比率は高まるかなっていう印象です。

さて、皆さんの感覚的にはどうでしょうか。「あれっ、こんなもん?もっと働いてる感じがする」と思う方もいるのかなと思います(実際にもっと働いている方もいるということを理解した上で、ここではあくまでも概算結果をベースに考えています)。極端な言い方をすると、「生活が仕事に支配されている」と感じている方もいるのかなって。この感覚はあながち間違いではなくて、生きてる中で感じるストレスの原因を紐解いていくと、仕事に関連する項目が多くの票を集める調査結果もあります。いくつかの記事を紹介していきます。

仕事で感じるストレスが生活にも悪い影響を及ぼしている

男女で大きく違う、ストレスの原因と解消方法

ストレスを感じるかどうか?ストレスの原因は?

「仕事でストレスを感じる」人は95.8% 原因の1位は「態度の悪い顧客やクレーム対応」 働く男女500人への調査で

仕事でストレスを感じたことがあるか?

仕事でストレスを感じる時はどんな時?

静岡県データストレスの原因、男女の差!

ストレスの種類

平成30年労働安全衛生調査(実態調査)

現在の仕事や職業生活に関することで、強いストレスとなっていると感じる事柄がある労働者の割合は 58.0%となっている。⇒強いストレスとなっていると感じる事柄がある労働者について、その内容(主なもの3つ以内)をみると、「仕事の 質・量」が 59.4%と最も多く、次いで「仕事の失敗、責任の発生等」が 34.0%、「対人関係(セクハラ・パワハラを含む。)」が 31.3%となっている。

これらの事実から、「生活を豊かにする」ということを考える際には「仕事」を切り離すことはできないと考えています。だからこそ、「ワーク(仕事)」と「ライフ(生活)」の両側面を捉えて「ハックを活用しながら生きていく」ことが大切だと思っています。

「ラクする」ことを考えて仕事をしてみよう

何度も言いますが、「どうせ働くんだったら仕事を通して生活をもっと楽しくしようよ」という考えが前提にあります。「あー、仕事だ。嫌だなぁ。」と思うこともあるでしょう。そんなあなたの生きる気力は何ですか?・・・少し考えてみましょう。
・休みの日に友達と遊ぶこと。
・連休に旅行へ行くこと。
・休みの日に趣味を楽しむこと。
・休みの日に家族と過ごすこと。
・将来的に自由な生き方をすること。
などなど・・・、人によって、様々な言語化ができるはずです。

じゃあ、その為には何が必要かを考えてみましょう。考えてみて、「仕事」とか「お金を稼ぐ」などのキーワードが出てきたら、自分から仕事を切り離すことができないと考えるべきでしょう短期的なこと(人によって時間軸は違う)に目を向けると「嫌だなぁ」とマイナスな気持ちになるかもしれませんが、中長期的なことに目を向けると、「それがあるから頑張れる」という気持ちになったりしますよね。この感覚、僕も経験があるので非常によくわかります。

ただ、この感覚を逆手に取って、「短期的なことが苦しいなら、そこから目を逸らして長期的なことを考えればいいよ!」という導きをする人(先輩・上司・メンターなど)がいるんですけど・・・、僕はその導きを推奨していません。

確かに、短期的なことを考えずに長期的な視点を持って過ごせば、その気持ちがモチベーションを生む源泉になったりします。ただ、日々の仕事を苦しい気持ちのままにしていては、いずれ気持ちが持たなくなる人も出てくると思いますし、「可能なら早く仕事を辞めたい」ということを考えるようになって、「生活をするには仕事をしていないといけないんだ」という感覚を持ちながら仕事と向き合うことになると思うんです。

これがもったいない・・・
「そんなことを言われても、仕事を好きになることはできない」と言う人もいますよね。ご安心ください。仕事を好きになる必要はありません。「どうすれば仕事でラクができるか?」を考えて仕事をすれば良いのです。僕自身も、「どうすればラクができるか?」ということばかりを考えながら仕事をしています。

大切なのは、「目の前の仕事から目を背けないこと」です。仕事から目を背けても、仕事をするという現実からは逃れられません。どうせ訪れる現実なのであれば、「どうすればラクにできるか?」を考えていきましょう。

まとめ

仕事でストレスを感じている方へ向けて、『ワークライフハック』という言葉を紹介してきました。仕事を好きになる必要はありません。大切なのは、仕事から目を背けずに、「どうすればラクができるか?」を考えて仕事をすることです。ラクができるようになるには、自分の仕事や生活に仕組みを構築する必要があるかもしれないので、最初は手間が掛かるかもしれませんし、慣れるのに時間が掛かるかもしれません。ただ、中長期的なラクを掴み取る為に、いろいろと実験を繰り返していきましょう。このブログでは、僕自身が実践してきた(もしくは、実践している)ワークライフハックを紹介していきますので、お楽しみに!

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