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【20代未経験転職を考えている方へ】決断するタイミングを逃してはいけない

2021年9月25日

20代で転職を考えている、かつ、未経験での転職を考えている方へ、「転職する決断を逃してしまうと自分の可能性を閉ざしてしまうかもしれない」ということを伝える記事です。採用担当者として自社を受けてくださる候補者の方と面接や面談をする中で、転職エージェントとして転職をしたいと思っている求職者の方と面談をする中で、「もっと早く転職を決断していれば、もう少し多くの可能性があったのに・・・」と思うことが何度もありました。そうならない為にも、この記事を読んで、「よし、動いてみるか!」と転職活動の第一歩を踏み出せるようになったら良いなと思います。

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未経験転職はそんなに甘くない

決して、「未経験の転職をオススメしない」という話ではありません。僕自身が未経験での転職を経験しているので、むしろ「未経験の転職でも自分の意志次第で望む仕事人生を歩める」ということを伝えたいと思っています。ただし、ファーストキャリアと違う仕事にチャレンジするというのはそれなりの覚悟が必要ですし、ゼロからのスタートを切る身として、貪欲さと素直さと誠実な姿勢を持つことが重要になってきます。「今までこれをやってきたから大丈夫」という姿勢は、一旦しまっておきましょう・・・。

未経験の「未経験でも大丈夫!」とか「未経験でも大歓迎!」という言葉を目にすることが多いと思います。こういう言葉を見ると、「自分でも大丈夫なんだ!」と思ってしまいますよね。当然、それが狙いなのでそれで良いんです。ただ、『未経験』という言葉の意味合いが、会社や求人ごとに全く異なることには注意してください。まぁこれは当然で、書類選考の基準、面接の基準が違うのと一緒です。これに関しては次章で書きます。

何が言いたいかというと、「未経験でも大丈夫」という思い込みにより、今の会社を突発的に辞めないでくださいということです。未経験でも転職できる状況ではあるものの、「仕事はなんでも良い」と思っている人は少ないと思います。将来の自分を考えて、今は与えられていない何かしらの報酬を得たいと思って転職を考えるはずなので、「自分は大丈夫」という甘い考えは持たずに、転職活動に臨んで欲しいです。これは、転職したことによって後悔をしてほしくないからこそ伝えているメッセージです。

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『未経験OK』にもパターンがある

『未経験』という言葉の意味合いについて書いていきます。いくつかのパターンがありますので、大々的に『未経験OK』と書かれているからと言って、「自分も応募できる」と思い込まないでください。

パターン❶:必須要件がない場合

学歴・年齢・職歴・性別・資格などの必須要件は一切なく、誰でも受ける資格がある場合です。過去の経験は何も求められていないので、誰が何と言おうが『未経験OK』なわけです。

パターン❷:学歴や年齢などの条件がある場合

仕事の経験は求めていないけど、「大学卒業以上の学歴が必要です」とか「年齢は29歳以下じゃないと受けられません」などの場合です。仕事の経験ではない、そもそもの属性的な観点で線引きされることも多々あります。また、学歴不問という求人も増えてきましたが、人事や面接官の『無意識の偏見』が残っていることもあります。学歴不問と書いてあっても、実際はどうなのかということは転職エージェントに確認してみても良いでしょう(自分では直接企業に聞きにくいですからね)。

パターン❸:職歴の条件がある場合

これね、僕も突っ込みたくなったことがたくさんあります。『未経験OK』と書かれているのに、仕事の経験として『法人営業1年以上』みたいに書かれているんですよ。こうなってくると、『未経験』という言葉の定義は難しくなります・・・。「未経験OKって書いてるじゃないですか」と言っても、そんなことが通用するはずもないわけです。あとは、『3社以上経験されている方は応募不可』みたいな条件もよく見かけます。

本章で言いたいことは、『未経験OK』という表向きの言葉に踊らされることなく、求人ごとに中身をしっかりと見ていくことが大切だということです。求人票というのは、企業側もよく考えて作っていますから、その求人票をまともに見ることなく、「エージェントさんに紹介されたので受ける」という動機形成をしないでほしいなと思います。どれだけ信頼しているエージェントさんからの紹介だとしても、ご自身で求人票の中身は確認しましょう。

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未経験転職はタイミングが重要

僕自身も未経験での転職を経験し、採用担当や転職エージェントとして未経験での転職を希望される方と関わってきて体感しているのは、「未経験での転職の場合はタイミングが重要である」ということです。わかりやすく言うと、前章の『パターン❷(主に年齢)』と『パターン❸』の掛け合わせで、タイミングの早い・遅いが決まってくるということです。例えば、こういう場合があります。

現在26歳で、法人営業経験は2年目。大学を卒業して入社した会社では個人営業をやっていて、2年で辞めている。現在は2社目。将来のことを考えて再び転職を考えており、いろいろと求人を見ている状況である。そんな中、行きたい会社が見つかって求人内容を見ていくと、「法人営業3年以上経験、26歳以下で経験社数2社以内の方は応募可能」という記載がある。残念ながら、応募できないですよね・・・。年齢はクリアしているけど、経験社数はギリOKですが、法人営業の経験を3年以上にするとなると、年齢が27歳か28歳になってしまいますから。

この内容からわかるように、未経験での転職はタイミングがとても大切なので、「決断できるか?」というのがポイントなんです。何でもかんでも掴みに行こうとすると、求める条件の会社が見つからずに、「不満はあるけど今の会社に居続けよう」となります。その数年後に、また転職したい衝動に駆られても、『未経験OK』の条件に乗ることができず、「今転職するなら経験を活かせる仕事になるか」という状況になり、選択肢の幅が狭まる(経験を活かして転職できるならそれはそれで良いこと)。結局、満足しているわけでもないしイキイキと仕事ができているわけではないけど、転職しないまま今の会社に居続けることになったりします。なので、タイミングを逃さない為にも、頼れる時に頼れる人を頼ってみましょう。

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※ちなみに、経験を活かした転職と未経験での転職というのは、転職活動のやり方が変わってきますので、この記事では言及しません。

未経験転職は自分の可能性を広げるかも

個人的な意見ですが、未経験での転職は可能性しかないと思ってます。だって、経験したことがないんですから、どうなるかなんてわからないですよね。経験したことがあって、向いてないとか好きになれないと思っている仕事をするのであれば、未経験の仕事をやってみて、合うか合わないか、好きか好きじゃないかを判断した方が、よっぽど良いと思います。ただし、合わない場合もあるし、好きじゃないと思う場合もありますから、大胆かつ慎重に転職をしていきましょう。

「自分の下した決断が正解かどうかを判断するのではない。自分が下した決断を正解にしていくんだ。」という言葉もよく聞きますが、この精神論的な考えは結構大切です。誰しも、正解だと断言できる決断なんてできないんです。「この決断は自分の人生にプラスになるであろう」という仮説を立てて決断をしているわけですから、「あっちに行っておけば良かったかな」と考えるのか、「こっちに来て良かったと思えるように過ごしていこう」と考えるのかだと、仕事の成果にも影響が出てきますよね。確実に後者の人の方が、高い成果を出せる人になるでしょう。

「自分の可能性を広げる」という意志を持って、その意志に沿った言動をしていけば、自分の可能性は広がるでしょう。ただし、ある程度の期間は必要かもしれません。数ヶ月で「合わなかった」と判断するのはもったいないです。そうは言っても、仕事をしていれば落ち込むこともありますから、落ち込んだ時に話したら前を向けるようなメンターを複数人周りに置いておくと良いかもしれませんね。大丈夫です、落ち込んだ時に頼れる存在は、見つけようという意志さえあれば見つけられます。同じ会社にいるかもしれませんし、転職を支援してくれたエージェントがそういう立場になってくれるかもしれません。そういう人と出会う為にも、いろいろな人と話すことをオススメします。

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まとめ

20代で転職を考えている、かつ、未経験での転職を考えている方へ、「転職する決断を逃してしまうと自分の可能性を閉ざしてしまうかもしれない」ということを伝えてきました。「もっと早く動いていれば良かった」と思わない為にも、今の状況にモヤモヤしているのであれば、この記事を読んで「よし、動いてみるか!」と、転職活動の第一歩を踏み出してみてはいかがでしょう?

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