
仕事にやる気が出ない人に伝えたいことを書きます。周りに言われるから無理矢理やる気を出したり、「やる気を出さないといけない」と自分自身を追い込まなくても大丈夫です。ただし、やる気が出なくても『働く目的』を意識しながら仕事と向き合うことはできると思います。なぜなら、『働く目的』があるからこそ、あなたは働くという選択肢を選んでいるからです。『働く目的』は何でも良いんです。自分なりに『働く目的』を明確にして、その目的を果たす為に仕事と向き合ってみてください。ちなみにこの記事は、「今の仕事にやる気が出ないから転職します」という方と面談をしたことがあって、その面談を終えた後に書こうと思った内容です。「やる気を出したい」と思っていることは素晴らしいけど、やる気が出るか出ないかは仕事内容によるのかどうか・・・。これを考えないと、また同じことになる可能性がありますからね。この記事を読んで、「仕事と向き合い方がラクになった」という状態になったら嬉しいです。
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『やる気』ってなんだ?

『やる気』という言葉を調べると、「物事を行おうとする気持ち/進んで物事をなしとげようとする気持ち」と出てきます。「仕事に対してやる気が出ているか?」と問われると、ほとんどの人が「うーん」とか「出ていない」と答えると思います(こちらの記事)。この現状から、「どうすればやる気が出るのか?」ということを考えるマネージャーや人事が増えている感覚があります。
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「やる気が出ない」って良くないの?

「やる気が出ない」よりも「やる気が出る」の方がなんとなく良い状態な気がしますよね。ただ、「やる気が出ない」という状態って、本当に良くないことなのかどうかを考えてみたいんです。確かに、印象的には「やる気が出ない」よりも「やる気が出る」の方が健康的な気がします。「やる気?出ないですよ」と答える人よりも「やる気?出ますよ!」と答える人の方が、働く人の状態としては前向きな感じがしますから。
中には、「やる気が出ないと答えると印象が悪くなるから言えない」という人もいるのではないでしょうか?やる気が出ていないのに、雰囲気的に「やる気が出ている」と言わないとマズい感じを体験したことがある人は多いはず。それも、「やる気が出ないというのは良くない状態である」という考えが浸透しているからな気がします。
僕自身は、やる気が出ない状態も良い状態だと思っています。直前で述べたように「やる気が出ない」ということを明確に言えること自体が、自分の状態を客観視して素直に伝えられている状態だからです。それに加えて、「やる気が出ないのにやってる」というのは、それをやる目的・理由があるからやっているはずなので、その目的・理由を明文化してみるだけで良いと思っているからです。
「やる気がないけど、今の自分がその仕事をやってるのは何でだ?」ということを考えてみましょう。お金を稼ぎたいから?雇用されている状態で安心したいから?やりがいを感じたいから?生きる為のお金を稼ぐ必要があるから?・・・他にもいろいろな理由があると思います。その理由はなんでも良いので、とにかく明文化してみてください。やる気が出なくても、自分がその仕事をやっている目的・理由が明確になっているだけで、素晴らしい状態です。「その仕事をやってるのは何でですか?」と聞かれた時に、「わかりません」と答えるのだけはやめましょう。その状態というのは、目的意識を持たずに作業的に動いているだけということになるので、誰かや何かに動かされているだけの状態になってしまっているかもしれません。せめて、自分の意思を持って動くようにしましょう。
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「やる気が出ない」を他責にしないこと

「今の仕事にやる気が出ない」という方と出会うと、「今の会社を辞めたいです」「転職したいです」という結論に至ることが多いです。「◯◯さんが原因でやる気が出ないです」とか、「今の環境が良くなくてやる気が出ないです」とか、誰かや何かを言い訳にして、やる気が出ない自分を作り上げている人が多い気がしています。
そういう人にわかってほしいのは、やる気が出るか出ないかは、自分の心持ち次第で決まるということです。要するに、「やる気が出ていない状態」を作っているのも「やる気が出ている状態」を作っているのも自分次第であり、どちらの状態を選んで仕事をするかを選ぶだけだということです。どちらかを選んでしまえば、その状態を作る為に自分が何をすれば良いかを考えて行動するだけ。
「やる気が出ない状態」を誰かや何かに作られているとしたら、それは「自分が誰かや何かにコントロールされている状態」になっているということです。自問自答してみてください、「誰かや何かにコントロールされた人生を過ごしたいか、自分で自分の人生をコントロールしたいか?」と。誰かや何かにコントロールされた人生を送りたくなければ、『やる気が出る状態』も『やる気が出ない状態』も自分でコントロールできるということを認識して過ごしてみてください。それだけで、やる気が出ない自分がいたとしても自分を認めてあげることができると思います。
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働く目的さえ明確になっていれば良い

やる気が出るか出ないかは、その日の気分や機嫌、調子によって左右されると思います。ただ、働く目的というのは、気分や機嫌、調子によって左右されるものではありません。日々どんなことが起こるかわかりませんし、人生は山あり谷ありです。やる気に満ち溢れる日があれば、やる気が全く出ない日だってありますよ。それで良いんです。人はいろいろな感情があって、感情によって自分の状態も変化しますから。
働く目的が明確になっていない状態で、「やる気が出るからこの仕事が良いと思う」とか「やる気が出ないからこの仕事は辞めたい」ということを考えるのはオススメしません。これまでに書いてきたように、やる気というのは出る時もあれば出ない時もあります。「やる気が出ないから転職する」となったら、これからの人生、何度転職したら良いんでしょうね。それに加えて、「やる気が出ないので会社を辞めました」という人を仕事に就かせてくれるほど、今の転職市場は甘くありません。仕事を辞めるとか転職するという理由は、自分だけで考えることをせずに、誰かに相談しながら考えてみると良いでしょう。転職エージェントというのは、良い壁打ち相手になりますし、転職を成功させる為の導きをしてくれる相手でもありますから、相談してみると良いでしょう。
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まとめ
仕事にやる気が出ない人に伝えたいことを書いてきました。『働く目的』は何でも良いんです。自分なりに『働く目的』を明確にして、その目的を果たす為に仕事と向き合ってみてください。働く目的を考えるというのは、何歳になっても、どんなキャリアを歩んできたとしても、誰もが悩み続けることだと思っています。「〇歳だから悩みなんてない」とか「この仕事をやってるなら悩みなんてない」ということにはなりません。働く目的は誰かから与えられるわけではなく、自分で考えることをしないと明確になりません。だからこそ、考え続けてみてください。ライフステージの変化によって変わり続けますからね。
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