
仕事柄、働く人の気持ちの変化や状態の変化と向き合うことが多いです。特に最近は、メンタル的にやられる人が増えてきている印象があって、「どうにかしてあげたい」という気持ちが増してきています。だから、仕事でモヤモヤしている人に向けて、「そんなに思い詰めないで気軽に考えよう」というメッセージを送りたいなという考えに至り、この記事を書いています。少しでも、次の一歩に繋がる内容になったら嬉しいなと思います。
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自分のことを肯定できてますか?

まずはこの問いを、自分に投げてみてください。自分のことを自分が肯定することは、とても大切なことです。あなたと同じ人生を歩んでいる人なんていないので、例えば誰かがあなたのことを批判したり責めたりしても、その人はあなたの何を知ってそんなことを言ってるんでしょうか。本来は、誰もあなたのことを批判したり責めたりする権利なんてないはずなのに、その人は自分の感情をコントロールできていないが為に、あなたにぶつかってきているだけです。そんな人に、揺さぶられないでください。
あなたは生まれてから、様々な人に支えられて生きてきているはずです。今を生きているだけで、とても尊いことです。僕は一児のパパとして子育てをしていますが、人が1人育っていくということは、本当に大変なことなんです。あなたがここまで育ってこれたのは、様々な人が愛情を注いできてくれたからです。その事実に感謝しましょう。
そして、どんなに近しい人だとしても、あなた自身の気持ちの変化や状態の変化を全てキャッチできるわけではありません。最終的には、自分を自分で肯定できるかというのが、自分の人生においては大切なことなんです。仕事でどんなにミスをしても、誰かに怒られたとしても、周りにすごい人がいて劣等感を感じているとしても、あなたがそこにいることには、なんらかの意味があります。全力で、自分を肯定してあげましょう。
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仕事を通して得たい報酬はなんですか?

仕事を起点に考えると、大きく分けて2つの報酬があります。

※「お金はもらえないと困る」という人が大半だと思いますが(僕もそうです)、中には「お金はもらはなくても良い」と思っていて、実際にもらっていない人もいるという事実の紹介は簡単に・・・。これも考えてみてほしいんです、「自分はどんな報酬を得たいんだ?」「自分はどんな報酬を得なければならないんだ?」と。
仕事を通して「しんどいなぁ」「モヤモヤが蓄積してきたなぁ」と思ってる人に聞きたいのは、仕事をするということが自分の中で変な使命感になっていないかということです。それが原因で「働かなければならない」と感じたり、「正社員として働かなければならない」と感じたりしていませんか?
大学を卒業して、正社員にならずにフリーター生活をしている人の面接をよくやります。そこで必ず聞くのは、「正社員として働こうと思ったキッカケが何かあったの?」という質問。大半の方が「そろそろ正社員として働かないといけないと思って」という、誰かにコントロールされたかのような理由を話してくれます。この理由をもっと深掘りしていくと、自分事化した理由がなかなか出てこないわけです。働くのは自分自身なのに。
今の時代、雇用形態は様々だし、自分が得たい報酬の種類に合わせて決めれば良いんですけど、「正社員にならねば」という固定概念が一人歩きして、変な使命感に駆られながら働いている人が多くいると感じています。「自分はどんな報酬を得たいのか?」という問いは、自分のこれからのキャリアを構築していく上で大切な問いです。ライフステージの変化によっても、優先度の高い報酬の種類は変化していきますから、定期的に考えていきましょう。
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あなたは今どの段階にいますか?(自己実現論)

『自己実現論(マズローの欲求5段階説)』という言葉を聞いたことがありますか?・・・低い段階の欲求が満たされなければ、高い段階の欲求は満たされないということをいう方もいれば、低い欲求と高い欲求が同時に満たされることもあるという方もいますので、この理論の解釈は人それぞれだと思ってください。

自己実現理論(じこじつげんりろん、英: Maslow's hierarchy of needs)とは、アメリカの心理学者アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものである。自己実現論、(マズローの)欲求段階説、欲求5段階説、など、別の異なる呼称がある。ピラミッド状の階層を成し(なお、マズローの著書にはピラミッド階層についての言及はされていない)、マズローが提唱した人間の基本的欲求を、高次の欲求(上)から並べる。
自己実現論(マズローの欲求5段階説)
・自己実現の欲求 (Self-actualization)
・承認(尊重)の欲求 (Esteem)
・社会的欲求 / 所属と愛の欲求 (Social needs / Love and belonging)
・安全の欲求 (Safety needs)
・生理的欲求 (Physiological needs)
自分が今、どの欲求まで満たされているかを考えることは、仕事をしている自分を客観視する良い機会になると思います。職場での人間関係などがストレスを感じる要因になっていることが多いということも言われていますが、その前提に、「生理的欲求や安全の欲求が満たされているのか?」ということを考える必要があると思います。また、前章の報酬の話ともリンクしますが、ライフステージの変化に応じてどの欲求段階にいるのかというのも変化しますので、今の自分だけでなく将来の自分とも向き合って、仕事をしている自分について考える時間を取るようにしていきましょう。
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まずは自分の人生のことだけを考えて良いんですよ

誰かからの視点や評価、会社からのプレッシャーや上司からの圧力など、目に見えないけど仕事をしている中で感じる不安が渦巻いている人が多いのかなと思います。逃げ出したいと思っても、助けを求めると「甘いんだよ」と言われるかもしれないから、我慢するしかない。助けを求められずに頑張ると、健康を崩して長期療養が必要になってしまったりする。そんな人をたくさん見てきました。
だから、「まずは自分の人生のことだけを考えて良いんですよ」というのは、いろいろな方のキャリアと向き合う僕が、心から思っていることです。自分の人生を大切にする為に大切なことは、技術的な成長よりも、精神的な成長です。技術的な成長は、仕事をしていく中で実現していくものですが、精神的な成長は意識的に自己啓発をしないと実現しにくいと思っています。自分の心を豊かにさせる為にいろいろなものと触れ合ったり、感性を磨いたり、寛容な心を持てるような学びをしたり。その手段も様々なので、自分にあったやり方を見つけると良いかもしれません。
自分の人生のことだけを考えて、仕事と向き合って良いですからね。誰かの為とか、社会の為とか、そういう考えを持つことは素晴らしいことですが、そう思うが故に自分の人生が疎かになって、健康を崩してしまっては、誰かの為にも社会の為にも働くことはできなくなります。自分が資本ですから、自分を何よりもまず大切にしてください。自分の人生のことを本気で考えて、自分の為に本気になって働くことができたら、自分自身が豊かになって、その状態で仕事をしていると自然に誰かや社会の為になることをやれている可能性が高いですから。何度も言います、まずは自分の人生を大切にしてください。
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まとめ
仕事で気持ちが落ち込んでいたり、モヤモヤが積もってどうにもできないような人を救いたいという気持ちが増してきています。「そんなに思い詰めないで気軽に考えよう」というメッセージを、この記事ではまとめています。今の自分はどんな報酬を得たいと思っているのか、今の自分はどんな欲求が満たされているのか。これらを考えると、次の一歩をどんな一歩にするべきなのかが見えてくるはず。自分だけで見えないなら、就職・転職相談のプロを頼ってみてください。相談相手にも合う合わないがあると思うので、信頼できて本音を話せる人を見つけることも大切です。
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