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【自分らしく働きたい人へ】ラクする気持ちが自分を救う

2022年3月13日

自分らしさを隠して働くよりも、自分らしく働きたいと思う人が多いと思います。ただ一方で、「自分らしく働くとか言ってられない」ということを感じている人もいると思います。そんな人にはまず、自分がラクな状態になることを考えてほしいなって・・・。ラクな状態って、そんな簡単に掴み取れるものではありません。理想とするラクな状態をどう定義するかによって、そこに向かう為にクリアする課題の数やハードルの高さは変わりますけどね。そこで、『マズローの5段階欲求説』に自分を照らし合わせて、今の自分が何を積み重ねていけば良いのかを考えていきます。そうすれば、やるべきことがわかってくると思います。

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自分の状態を知ることから始める

『マズローの5段階欲求説』に今の自分を重ねてみて、自分の状態を知りましょう。『マズローの5段階欲求説』とは・・・?Wikipediaには、『自己実現理論』として紹介されています。

自己実現理論(じこじつげんりろん、英: Maslow's hierarchy of needs)とは、アメリカの心理学者アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものである。

Wikipediaより

1段目:生理的欲求
 ┗生命を維持するための本能的な欲求。
 ┗ 食事・睡眠・排泄など。
 ┗ 極端なまでに生活のあらゆるものを失った人間は、生理的欲求が他のどの欲求よりも最も主要な動機付けとなる。

2段目:安全の欲求
 ┗安全性、経済的安定性、良い健康状態の維持、良い暮らしの水準、事故の防止、保障の強固さなど。
 ┗予測可能で秩序立った状態を得ようとする欲求。

3段目:社会的欲求と愛の欲求
 ┗生理的欲求と安全欲求が十分に満たされると、この欲求が現れる。
 ┗自分が社会に必要とされている、果たせる社会的役割があるという感覚。
 ┗情緒的な人間関係についてや、他者に受け入れられている、どこかに所属しているという感覚。

4段目:承認(尊重)の欲求
 ┗自分が集団から価値ある存在と認められ、尊重されることを求める欲求。

5段目:自己実現の欲求
 ┗上記4つの欲求がすべて満たされたとしても、人は自分に適していることをしていない限り、すぐに新しい不満が生じて落ち着かなくなってくる。
 ┗自分の持つ能力や可能性を最大限発揮し、具現化して自分がなりえるものにならなければならないという欲求。

この5つの段階と今の自分を照らし合わせて、今の自分はどの欲求を最も満たしたいかを考えてみましょう。「下位の欲求を満たすと、上位の欲求に視点を向けられるようになる」というのが一般的に言われていることなので、下位の欲求から考えてみましょう。

例えばの話をします。僕自身も経験がありますが、日々の生活費に困っていたら、仕事のやりがいとか自己成長に視点を向けられなくなります。最初はやりがいとか自己成長を目的に仕事をしていても、結婚や子どもができるなどのライフステージの変化によって、現実的に必要になるお金が多くなり、「まずはお金を稼がねば!」という状況になりました。

この経験があってから、僕自身は常に『マズローの5段階欲求説』と今の自分を照らし合わせながら、自分の人生と向き合うようにしています。「今の自分はどの欲求を満たす為に何を積み重ねているのか?」と考え、「未来の自分はどんな欲求を満たしていたいのか?」と考えています。

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自分がどんな状態になりたいかを想像してみる

自分はどんな状態になりたいのか・・・?

『マズローの5段階欲求説』を見ながら、自分の将来を想像してみましょう。2段階目が満たされていたら良いか、5段階目を満たせる生活を送っていたいか。どの段階を捉えるかで、これからの過ごし方が変わってくる可能性があります。それと同時に、何歳までにその状態になっていたいかを考えてみましょう。

例えば、今の自分は2段階目までは満たしていて、3段階目は満たしていないとする。5段階目を満たす状態になりたいから、まずは3段階目を満たせる状態になる必要がある。どんな成長が必要なんだろう・・・。

目指している姿に向かうには、日々の積み重ねが大切です。ただそうは言っても、何を積み重ねたら良いのかがわからなかったりします。だから、1つずつ整理しながら考えていけば良いんです。

1段階目の欲求を満たす為に、今の自分に必要なことは?
2段階目の欲求を満たす為に、今の自分に必要なことは?
3段階目の欲求を満たす為に、今の自分に必要なことは?
4段階目の欲求を満たす為に、今の自分に必要なことは?
5段階目の欲求を満たす為に、今の自分に必要なことは?

自身の置かれている環境や自身のスキルや能力、自身が目指している状態を頭に入れながら、何から積み重ねていったら良いのかを考えてみる。焦らずに1つ1つを積み重ねる意識を持って。世の中にはそんなに都合の良いことはありませんから、急に階段を何段も飛ばして先に進もうと考えない方が良いです。

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ラクする気持ちを大切にする

未来のなりたい自分をイメージして、そこを目指して日々を積み重ねていく。じゃあ、今はつらくても良いのか、しんどくても良いのか・・・、そうではありません。今がつらくてしんどくて、精神的にも身体的にも健康を害してしまったら意味がありません。だからこそ、1つずつ積み重ねていきましょうということを伝えています。

日々を過ごす大前提に、ラクする気持ちを大切にしてほしいんです。ただし、ラクをするというのは「サボる」ということではありません。ラクとは、「心身に苦痛などがなく、快く安らかなこと(デジタル大辞泉)」という意味なので、『健康な状態』と言い換えることもできます。健康とは、「病気でないとか弱っていないということではなく、肉体的にも精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)」ですからね。

本来であれば『ラクする気持ち』というのは、生きるすべての人が理想として掲げて良いものだと思っています。ただ、人それぞれラクな状態の定義が変わるので、「自分はどんな状態がラクなのか?」を考えることが大切なんです。

仕事でラクな状態を目指す人もいれば、仕事で疲れた自分を休日で快復させる人もいるでしょう。とにかく、「自分がラクな状態になるには何をしていったら良いのか?」を考えて、必要な要素を積み上げていくということだけを考えてみる。そして・・・、理想と現実のギャップを受け入れながら、『今のラク』と『未来のラク』天秤にかけて、自分の中でいつどんな頑張り・努力をするのかを考えていくことが大切です。

今のラクの仕方と、未来のラクの仕方は違うと思います(僕も違います)。今も未来も『ラク』を追求して、自分の人生を大切にしていきましょう。ラクに過ごすことができたら、おのずと自分らしさが出てくると思います。

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まとめ

『マズローの5段階欲求説』に自分を照らし合わせて、今の自分が何を積み重ねていけば良いのかを考えていきましょう。ということを書いてきました。その前提には『ラクする気持ち』が大切であり、ラクを追及するからこそ、自分らしさが表に出てくるんです。ただし、ラクというのはサボるということではありません。自分が健康で過ごせる状態をイメージして、どうすればその状態を目指せるかを考えて実現へ向けて動いていく。大きなステップをいきなり踏み出すことはできないので、まずは小さな一歩から。日々を積み重ねることで、今日よりも明日、明日よりも明後日、1ヶ月後よりも1年後と、どんどんラクな状態が醸成されていくと思います。ラクする気持ちを常に持ち、自分らしさを発揮しながら仕事でも私生活でも過ごせるようになることを願っています。

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