
読書が苦手な学生や新入社員の皆さまへ、自分に合った読み方を見つける3つのステップを紹介します。僕がやってきた方法なので、いろんなご意見があるかと思いますが、「やってみよう」と思っていただけたら幸いです。学生や新入社員の皆さまを対象にしているのは、これからの生活の中で「本を読もう」というメッセージを受け取る可能性が高いからです。僕の経験上、「若いうちから本を読む習慣を身に付けておいた方が良い」と思っているビジネスパーソンは多いので、先輩や上司から言われる人が多いでしょう。「じゃあ、読書が苦手な自分はどうしたら良いの〜?」と思われる人もいると思うので、僕なりの方法を書いていきます。結論、読書を好きになる必要なんてないし、無理に読む必要なんてないということです。詳しく書いていきます。
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「本を読もう」と言われたら

冒頭でも書きましたが、この記事を読んでほしいのは『読書が苦手な学生や新入社員の皆さま』です。学生や新入社員の皆さまを対象にしているのは、これからの生活の中で「本を読もう」というメッセージを受け取る可能性が高いからです。しかしこのメッセージ、発している側がそう思う根拠や背景を同時に伝えてくれたら良いんですけど、「なぜか?」というメッセージが抜けることがあります。そうすると、「なぜ本を読まないといけないのか?」というそもそも論の段階で戸惑ってしまい、「本を読む」という行為が目的化してしまう可能性があります。そういったことを避けるには、方法は2つ。
1つ目は、「本を読む目的を自分事化すること」です。ただしこの方法、「自分は読書が苦手」と思っている人からしたら、難易度が高いですよね。だって、読書が苦手なんだから・・・そんな人は、これから紹介する2つ目の方法を試してみてください。2つ目は、「本を読めるようになること」です。「んっ?」と思われた方、鋭いです。「苦手って言ってるじゃん」と思ったはずだから。でも、よく考えてほしいんです。「自分は読書が苦手である」というレッテルは、なぜ自分に貼られているのかを。おそらく、「本を読んでると眠くなるから」とか「飽きてしまって本を読み進められない」という体験をしているからだと思います。個人的に思っているのは、「本を読むというのはスキルである」ということ。その考えを踏襲したのが、2つ目の方法です。
「本を読む」という行動を起こす時に、本を読んでいない人の頭の中では「苦手だから」「眠くなるから」「好きじゃないから」などの『行動をストップさせる思考』が働くと思うんです。ただそれは、本を読むこと以外でも起こることですよね。苦手なこと、やってて眠くなること、好きじゃないことをやらないというのは、生きていれば当たり前のこと。例えば、働いていて上司から「この資料を作ってくれ」と言われて、「苦手なのでやりません」なんてことは言わないですよね。繰り返して作るようになり、コツが掴めるようになり、段々とできるようになっているわけです。読書もこれと一緒です。自分に合った読み方を見つけて、「本を読もう」と言われても対応できるなる為に、次章以降も読み進めてみてください。
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「本を読む」はスキルである

スキルだから、トレーニングをすればできるようになります。これは仕事やスポーツと同じです。だから、実行して経験しないと、できるようになんてなりません。「◯◯な本の読み方」みたいな本や、この記事もそうですけど、読んでから何も行動を起こさないと、ずっと本を読めないままです。ここでは、僕が実践してきたトレーニング方法を、3つのステップとして紹介します。
ステップ❶:いくつかの読書法を試してみる
世の中には、『読書法』と言われるものが存在します。ここでは、そんなに難しい話はしません。ざっくりと説明していきます。考えられる方法としては、「じっくり時間をかけて1冊を読了する方法」「文字を映像として残しながら速読する方法」「何冊かの本を並行して読み進める方法」「目次/はじめに/おわりにだけを読んで要点だけ掴む方法」などがあります(他にもあるとは思いますが)。人によっては、ただ読むだけではなく、本に書き込みしたり線を引いたりしながら読み進めたり、要点をまとめながら読み進めたり、人によってこだわりの読み方があったりします。
このステップでは、とにかく多くの読書法を試してみてください。ただし、忘れないでください、この記事で示すステップの大前提を。「本を読むことを好きになること」が目的ではなく、「本を読むスキルを高めること」が目的です。
※本来の読書の目的は「本を読むこと」ではありませんが、この記事では、本を読むことをスキルとして捉えている為、このような書き方をしています。
試す期間や試す方法の数はお任せしますが、合うか合わないかを判断するので、3種類以上の方法は試した方が良いかもしれません。1種類につき1冊をメドに試してみて、「自分に合いそう」という方法を見つけましょう。「どれも合わない」と思っても、それは「本を読みたくない」という思い込みから来ている無意識の偏見の可能性があるので、その場合は自分に合いそうなものを決めてください。
ステップ❷:合いそうな方法を継続してみる
「この方法が合いそうだなぁ」と思ったら、その方法で本を数冊読んでみてください。このステップでのポイントは、とにかく「継続すること」です。まさにトレーニング期間・・・。できないことをできるようになるには、継続的なトレーニングが必要です。継続するからこそ、「自分に合いそうな方法」を見つけることが大切なのです。継続するなら、少しでも自分に合う方法が良いですよね。
ただし、継続していく中で、「この方法よりもあっちの方法の方が良いかもしれない」と思うことが出てくるかもしれません。その時は、躊躇なく方法を変更してみてください。「合わないかもしれないなぁ」と思っている状態が長く続くと、その状態自体がストレスになってしまい、「本を読む」というトレーニングに集中できなくなりますので。自分の人生を実験だと捉えて、合う方法を見つけていきましょう。うまくいかなかったら、「なぜうまくいかなかったのか?」を考えてみましょう。その振り返りをすることにより、合う方法が見つかる可能性は高まります。
この継続期間を通して、「本を読もうと思えば読める」という状態を作り上げていきましょう。この状態を作り上げることにより、いつ「本を読もう」という言葉と出会っても怖くありません。「本を読む」というスキルを発揮して、読んでやれば良いのです。
ステップ❸:定期的に読んでいく
実は、ステップ2まで『自分に合った読み方』を見つけることはできています。なので、ステップ❷で止めていただいても構いません。ただ、「本を読む」というスキルを衰えさせない為にも、定期的に本を読むことをオススメします。「オススメします」というのはあくまでも僕個人の主観なので、強制はしませんし、本を読んでインプットすることよりも、他の方法でインプットすることの方が自分に合っているというのであれば、そっちの方法を選択したら良いと思うんです。
僕自身は日常的に本を読んでいますが、その理由は「本だからこその面白さを感じているから」なんですね。この記事では詳しく書きませんが、『本だからこその面白さ』というのは、誰かに言われたから感じるものではなく、自分で「本を読む」という体験をしているからこそ気づくことだと思っているので、ぜひやってみてください(強制はしません)。
ちなみに僕がやってる読書法は、「何冊かの本を並行して読み進める方法」です。現在読んでいる本は、たぶん6冊くらいです。Kindleで過去に読んだ本も合わせて読んだりしてるので、「たぶん」のカウントです。読みたい本がだくさんあるので、気分によって「今日はこの本を読もう」みたいな感じで読んでいます。本を読む時にありがちなのが、例えば難しい本を読んでいる時に、「あー、今日はこの本を読む気分じゃない」という感じになり、本を読まないという判断をすること。僕も過去にありました、何度も・・・。
そこで試しにやってみたのが、「何冊かの本を並行して読み進める方法」です。やってみて面白いなぁと思ったのは、読まないどころか、「何を読もうかなぁ」ってワクワクしていくんですよね(感じ方は人それぞれだと思いますが)。元々は1冊を読了していくタイプだったんですが、そのこだわりを捨てて、新しい読み方を試して良かったなぁと思います。
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読書が苦手な人ほど要約サイトを活用しよう

前章で説明した3つのステップを読んでも、どうしても一歩が踏み出せない・・・。そんな人もいると思います。そんな人は、本の要約サイトを活用してみてください。僕も使っていますが、『flier(フライヤー) 』です(この記事にもリンクがいくつか貼ってあります)。このサイトを活用する以前の僕は、本を1冊丸々読まないともったいないと思っていました。ただ、ふと思ったのです・・・、「本を1冊丸々読んでも、ほとんどのことが頭から抜け落ちている」と。「1冊丸々読むことで、その1冊の全てが理解できて自分の血肉になる!」というのは、僕の勘違いでした。
金額的にもかなりお得で、本を1冊買おうとすると1,500~2,000円程度(本の種類によりますが)掛かりますよね。「サブスクリプションのサービスで月額2,000円以上の金額を支払うのは高い」と思われるかもしれませんが、「よし、本を読み始めよう!」と思って本を買うと同じくらいのお金を支払うことになるんです・・・。であれば、本を1冊買うのと同じくらいの金額で、いろいろな本の要約が読めるというのは非常にお得だと思います。実際に、一緒に働く社員に読書が苦手な人がいたので、このサービスをオススメしたら、「ニュースを読むみたいな感覚で本の内容をインプットできるので、非常に良いです!実際の本にも興味が湧いて、少しずつですが本を読んでいます!」という声ももらっています。
本当にいろいろな本の要約があるので、ぜひ覗いてみてください。今では、本を読むことと 『flier(フライヤー) 』で 要約を読むことを並列させながら読書を進めています。本を1冊読む場合は前章で紹介した3つにステップを試してみて、要約サイトからスタートさせたい場合は 『flier(フライヤー) 』を活用してみてください。
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まとめ
読書が苦手な学生や新入社員の皆さまへ、自分に合った読み方を見つける3つのステップを紹介してきました。実際に僕がやってきた方法なので、いろんなご意見があるかと思いますが、「やってみよう」と思っていただけたのであれば、そんなに嬉しいことはありません。読書を好きになる必要なんてないし、無理に読む必要なんてありません。ただ、働いている中で、いつ読書の必要性が出てくるのかというのは、ご自身でもわからないと思います。急に明日、「これ課題本だから、〇日までに感想文を送って!」と言われるかも・・・。そんな時に、『本を読むスキル』を身につけていれば、そんな指示にもストレスを感じることなく臨めるはずです。また、本を読み進めていくと、「実は読書って自分の為になるかも?」と思うかもしれませんし、1冊を丸々読むのはハードルが高いという方は、『flier(フライヤー)』などの要約サイトを活用すれば良し。ぜひ、自分なりの読書法を見つけていってくださいね。
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