
就職する際、転職する際、様々な不安がある方が多いのではないでしょうか。何に対して不安に思うかは人それぞれですが、「何から始めて良いのかわからない」とか、「自分に合う会社と出会えるかわからない」という、未来の不確実な要素に対して不安を感じるパターンが多いのかなと(僕自身が求職者の方と面談している体感)。就職・転職エージェントを頼るというのは、プラスに作用する場合もあれば、マイナスに作用する場合もあります。真摯に向き合ってくれるエージェントに出会い、頼り方によってはエージェントが最大の味方になってくれるはず。この記事では、就職活動や転職活動をする際に「何から始めて良いのかわからない」という方に対して、就職・転職エージェントの探し方と頼り方を僕の経験を基にして書いていきます。
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就職・転職エージェントの質はピンキリ?

就職・転職エージェントは、仕事を探している人を企業に紹介して収益を得るビジネスです。令和元年の時点で、全国に25,099事業所が存在しています。身近な存在であり、我らが味方であるコンビニの数と比較しても、ローソンは全国に14,476店舗、ファミリーマートは全国に16,569店舗、セブンイレブンは全国に21,327店舗なので、就職・転職エージェントの数の多さが際立ちます。
25,099事業所のうち、人と企業を結びつけて収益を上げたのは12,304事業所なのですが、それでも多いですよね。1つの事業所の中にも、その事業に従事する人は複数人いることが多いので(この事業だけで経営が成り立ってる企業も多数)、どんなエージェントに出会えるかどうかはもはや運のようなもの。
熟練のエージェントもいれば、従事し始めて数ヶ月のエージェントもいるわけです。ただし、熟練だから決して良いわけではない、数ヶ月しか経験がないから悪いわけでもないんです。なぜならば、「このエージェントは信頼できる」というのは、人と人とが対峙した印象で決まるわけなので。世の中的に「この人は素晴らしいエージェントだ」と言われている人でも、面談の際に受ける印象が「なんか雑に扱われているな」だと、「良いエージェントだった」という感想は持てないんです。
余談ですが、僕自身の経験を少しだけ。世の中的に就職・転職エージェントとして有名だと言われている方と、転職を前提とした面談をしたことがありました。その時の印象は、「結局は経験で転職先が決まるし、僕自身の内側とかは関係ないんだな」というものでした。「それだったら機械でもマッチングできるじゃん」って、ホントに思いました。
ただ、実はその他にも理由があるんです。エージェントは結局、「企業にどれだけの年収で紹介できるのか?」という時点で人を見るわけなので、経歴と年齢を見て「この人はこのくらい」と判断します。その結果として、「その人にどれだけの工数をかけるか」という判断をし、関わり方を決めていくエージェントが多いんです。経歴とか年齢は変えられない事実なので、変えられない事実を受け入れて、それでも真摯に真剣に向き合ってくれるエージェントと出会いたいですよね。
僕自身は現在、企業の採用担当として仕事をしながら、就職・転職エージェントとして仕事をしています。採用担当として感じた就職・転職エージェントの闇を、僕自身がエージェントになることで解消していきたい。そう思って、就職や転職の支援をしています。
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就職・転職エージェントの探し方

就職・転職エージェントの探し方って、とても難しいです。メディアに広告を出していればわかりやすいですし、検索で引っ掛かる場合もわかりやすいです。ただ、広告を出すのはお金が掛かりますし、検索で引っ掛かるページを構築するのも大変なこと。
そこで、僕が推奨するのは、SNSの活用です。SNSは無料で運用できますし、その企業や担当者の特性がわかったりするので、非常にオススメです。広告や検索で引っ掛かるページには、魅力的に感じてもらうような内容が出されていることが多いです。
SNSも同じように、魅力的に感じてもらうような内容が出されることもありますが、生きたリアルな情報が更新者の個性に乗せて発信されることもあるので、「自分を支援してくれるのはどんな企業なんだ?どんな人たちなんだ?」ということを考えながらエージェントを探してみてほしいんです。
SNSの中でも特に、Twitterがオススメです。『就職エージェント』『転職エージェント』などとユーザー検索をして、プロフィールや投稿を見ていきます。企業名を掲載している場合は、その企業の就職・転職支援についてインターネットで調べてみましょう。その上で、そのTwitterのアカウントを定期的にチェックしていって、発信を確認していきます。そのアカウント(企業や人)の特徴や想いを知り、どんな関わり方をしてくれるのかを判断していきましょう。
ただし、「Twitterを使わなければならない」というわけではありません。Twitterでの情報収集もメディアでの情報収集も手段に過ぎません。大切なのは、「このエージェントは信頼できそうだ」という自身の気持ちを作ることです。転職を支援している企業や人を知る上で、Twitterを使うと選択肢が広がると思っているので、この記事ではTwitterをオススメしています。
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就職・転職エージェントの頼り方

頼り方としてはシンプルです。自分が頼ろうとしているエージェントを知ろうとしてください。企業のホームページをしっかり読んで、Twitterなどの SNSも確認して、その企業やその人がどんな特徴を持っていたり想いを持っているのかを知りに行きましょう。
知ろうとすると何が良いかというと、エージェントとしても仕事探しへの本気度を感じるわけです。「あの投稿見ました」とか「あの記事を読んでこんなことを感じました」とか、そういう声から関係性は構築されていきます。
その姿勢は、仕事でも役に立つと思うんです。目の前のことに本気で取り組めるかとか、追求したり探究できるのかとか、そういう姿勢もエージェントとして仕事探しに伴走する上では貴重な情報です(エージェントからしたら)。
そういう関わり方をした上で、それに対して反応せずに、経歴や年齢だけで判断した支援をするエージェントだとしたらどうでしょうか。個人の捉え方によるので、一概に良い悪いは言えないですけど、僕がエージェントを頼る側だとしたら、そのエージェントからの支援は受けないと思います。
この記事に書いていることはあくまでも、就職活動や転職活動をする際に「何から始めて良いのかわからない」と思っている方向けに書いていることなので、エージェントしか持っていないであろう求人を求めたりとか、他の目的がある方に関しては自身の思う通りに進んでいきましょう。
ただ、少しでも不安がある方は、まずはエージェントに頼ろうとして、その為にエージェントを知ろうとして、その上で自分を知ってもらってください。支援する側と支援される側の関係性が良ければ良いほど、妥協のない支援ができますので。
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まとめ
自分の仕事探しを誰に手伝ってもらうのか。これはとても大切なことです。テキトーに登録したエージェントで、相手のこともよくわからないままに「合いますよ」と促されて受けた会社で働くのか。少なくとも、就職や転職に不安を感じているのであれば、伴走してもらう相手のことを知った上で、こっちも信頼を寄せて共に歩んでいきたいと思いませんか。Twitterを毛嫌いする人もいるというのは理解しています、僕もそうでしたから。ただ、顔と名前を公開して、自分の考えや想いを発信している人がいるのであれば、その人を頼ってみるのもアリだとは思います。ぜひ、やってみてください!
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