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【仕事にやる気が出ない人へ】私事(しごと)をやるために仕事の効率性を高めてみよう

「仕事の生産性を高める」というのは、会社単位で課題になっていることです。生産性を高めるための1つの要素として、効率性を高めるということがあります。「同じことをやるなら短い時間で完了させてほしい」というのが雇用する側の気持ちでしょうし、自分にとっても良いことですよね。効率的に仕事を完了させることができたら、自分がやりたいこと(私事)に時間を割けるようになりますから。仕事は「与えられる」「やらなければならない」という意識が強いと思いますが、私事は違います。やりたいことを自由にやればいいんです。「仕事の効率性を高めることができれば自分のやりたいことに時間を使える」っていうことを考えれば、ただなんとなく仕事をこなすという状況を打破できると思いますし、周りからの信頼獲得にもつながるでしょう。仕事をする目的を自分なりに考えて、どうすれば効率性を高められるかを考えてみましょう。

自分でコントロールできる私事(しごと)に時間を使えるようになろう

仕事をしていると、自分ではコントロールできないことに直面することがあると思います。組織に所属していても、個人で働いていても、誰かに対して価値提供をすることで対価をもらうのが仕事ですから、自分だけでコントロールできない要素は出てきます。一方で、私事(しごと)は自分でコントロールできることです。自分でやろうと思ったことをやれたら、ストレスはないですよね。心の健康を保つためにも、私事に時間を使うというのは、とても大切なことだと思います。

そうは言っても、仕事をやっている人から聞こえるのは、「自分の時間がない」という言葉です。その環境で仕事をすると決めたのは自分ですし、仮にその環境が自分の本心で望んでいる場所じゃなかったとしても、その環境を選ばざるを得ない状況を作ったのは自分の責任なので(今の自分は過去の自分の積み重ねでしかない)、誰のせいにもできないんですけどね。じゃあ、今からやれることはないのかと言うと、あります。私事に時間を使うために何が必要かを考えていきましょう。

僕いつも、「どうせ仕事をやるなら、仕事を人生を豊かにする手段にしてしまえ!」と言います。同じ時間を過ごすなら、「なんでこんなことをやんないといけないんだよ」と思うより、「どうすれば効率的に仕事が終わるかな?」と思っていた方が圧倒的に良いです。それは単に、仕事が早く終わる可能性があるという理由だけじゃないです。周りの人から「意欲的に仕事をする人だ」と思ってもらえて、信頼を集める可能性があ?んです。仕事の効率性を高めるというのは、いろんな側面で自分にとってメリットになります。

仕事をする目的を考えてみよう

仕事とは、生計を立てる手段です。誰かに何かしらの価値を与えることで、それに応じた対価をもらいますよね。なので、もらえる対価を考えながら仕事と向き合うというのは、とても大切なことです。ただ、「お金を稼ぐために働いています」という言葉を聞くと、僕は違和感を感じます。なぜなら、仕事をすることでお金を稼ぐというのは当然のことで、それは目的にならないからです。改めて考えてみましょう、自分にとって仕事をする目的ってなんでしょうか。

「お金を稼ぐために働く」だけだと違和感を感じるんですけど、例えば、「より多くの手段でお金を稼げるようになるために、知識を深めたりスキルを高めたり経験を積んだりするために働いています」とかであれば、素晴らしい目的設定だなと感じます。さらに深掘りすると、「その知識、そのスキル、その経験をこの環境で積むのはなぜ?」ということがセットで言えたら、言うことなしって感じです。ただし、目的設定において大切なのは、誰かを納得させることじゃありません。自分が納得できるかどうかです。

仕事をする目的を考える時に、こういう視点を持ってみると良いです。それは、「仕事だからこそ体験できることってなんだ?」という視点です。キャリアについて悩んでいる方と面談する機会がありますが、仕事をする目的を一緒に考えるシーンもよくあります。その時によく問いかける問いなんです。意外と考えたことがない人が多くて、ハッとされる方が多い印象です。「仕事をしてお金をもらう」というのがルーティンになってしまっている人や、「仕事はやらなければならないこと」と思い込んでいる人にとっては、あまり問わない問いですよね。でも、この問いを立てるからこそ、仕事をする目的を自分なりに考えられるようになっていくんですよね。パッと答えが出なかったとしても、継続して考えてみてほしいです。

仕事の効率性を高めるために必要な思考法

仕事をする目的を考えて、自分なりの言語化ができるようになったら、仕事をする意味を自分なりに持てたということになるでしょう。その次に考えてほしいのが、「いかに効率性を高められるか?」ということです。これもよく聞くんですけど、「与えられたものをそのままやっている方が簡単で早い」という声。僕はこれを聞いた時に、「本当にそうなの?」と思います。なぜかというと、やってることを聞くと、もっと簡単に早く終わる方法が思い浮かぶからです。その事実に気づかせてあげると、中には、その後から僕を頼るようになる人がいますが、それは賢明な判断です。その行動変容には、ここで伝えたい思考法が隠れています。

僕を頼るようになった人の中でどんな変化が起こったのか。・・・「もっと簡単に早く完了させる方法があるのではないか?」という問いを立てるようになったんです。この問いこそ、仕事の効率性を高めるために必要な問いです。この問いは非常にシンプルなんですけど、自分の業務を改善させる姿勢につながります。その問いを立てた時に起こす行動は、誰かを頼るだけじゃありません。1番手っ取り早いのが、ネット検索です。僕も何かに困ったら、まずはネットで検索します。これまでを振り返ると、ネット検索だけでほぼ全てのことを改善してきました。人を頼るのかネットを頼るのか、そのやり方は、自身の性格や周りとの関係性に合わせて選択していけば大丈夫です。ただ、今の時代は、人に聞いて解決できることは、ほぼ全てネットで解決できるので、ネットで解決する術を身につけるといいでしょう。

思考法と言いながらも、難しいことを考える必要はありません。大切なのは「もっと簡単に早く完了させる方法があるのではないか?」という問いを立てることです。この問いを立て続けていけば、ハック思考にハマる人も出てくるかもしれません。ハック思考に関しては、以下の書籍を読むと理解が深まります。興味がある方は是非。

まとめ

仕事を通してお金を稼ぐことはもちろん大切ですが、自身の効率性を高めることを通して、自身の知識を深めたりスキルを高めたりすることが、結果的に周りからの信頼を積み上げることにつながります。仕事をする目的を自分自身で言語化し、「もっと簡単に早く完了させる方法があるのではないか?」という問いを常に持ちながら仕事をしてみましょう。ただなんとなく仕事をするという状態を脱して、自分でコントロールできる私事に時間を費やせるようにしていきましょう。

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