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【20代未経験転職を考えている方へ】オススメのキャリア構築の考え方(逆算思考と積上思考)

2021年10月17日

20代未経験転職を考えている方へ、オススメのキャリア構築の考え方の1つをお伝えします。キーワードは『逆算思考』と『積上思考』です。僕自身が異業界×異職種の転職(未経験転職)を20代で経験しており、現在は人材ビジネスを展開するベンチャー企業で採用担当・人材紹介エージェント・キャリアコンサルタントとして社内の人材開発などを担っているので、その経験をベースにして書いていきます。

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逆算思考だけだとどうなる?

逆算思考とは、目標とする未来から逆算して考える方法です。仕事でも逆算思考で計画を立てることが多く、ビジネスパーソンとして重要な思考法となっています。

キャリアを構築していく上では、未来のビジョン・夢・目標などを定めて、そこに向かって行くことにより高いモチベーションで仕事に臨むことができます。何の為に仕事をするのか、何の為にその職種で働くのか、何の為にその会社で働くのか、などなど・・・。就職活動や転職活動をする際には、将来のことを少しは考えるはずですよね。「どうしてうちの会社を志望するの?」というのは、選考のシーンでは必ずと言って良いほど聞かれる質問ですから、考えないで働き始めるという人はあまりいないのではないでしょうか。

ただし、逆算思考のデメリットとしては、現状から見た短期的な物事を考える場面や緊急的な状況の変化に弱いという側面があります。ですので、逆算的に未来から自分のキャリア構築を考えることが思考の幅を狭めて、それが自分のこだわりやしがらみになってしまい、働く中で起こる想定外のこと(例えば異動など)に対応できない自分になってしまう可能性があります。

企業側からすると、自分の将来を考えて、そこから逆算的に自身のキャリアを構築する姿勢を持っているというのは、仕事に対して積極的に向き合ってくれるという期待を持てることです。しかし、それが強すぎるこだわりや素直さの無さに繋がってしまうと、柔軟性のない扱いにくい社員という認識を持ってしまう可能性があります。新卒採用を含めて、未経験での中途採用を実施している場合、個人が成長していく上では特定の経験だけでなく様々な経験が必要だと考える企業が多いので、逆算思考だけを持っている場合は、キャリア構築において自身の可能性を狭めてしまうかもしれません。

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積上思考だけだとどうなる?

積上思考とは、現状や過去のデータから未来を予測する方法です。実現性の高いアイデアを考え出す際に有効で、データ分析をした上で短期的な未来の方策を考える時に用いられることが多く、こちらも逆算思考と同様に、ビジネスパーソンとして重要な思考法となっています。

目の前のことを積み上げることは、キャリア構築の観点でも非常に重要なことです。新卒での就職や未経験での転職の場合、「自分には何ができるかわからないし、未確定な将来のことを考えてもそうなる保証はないから、考えることができない・・・」という人が、目の前のことをコツコツやっていく傾向にあります。この場合、必ずしもネガティブな気持ちなわけではなく、ポジティブに考えている人も多くいますし、どんな未来も現在の積み重ねでしか訪れないので、積み上げていくことに価値を見出すことは決して間違っていません。

ただし、積上思考のデメリットとしては、未来の方向性が定まりにくく現在の延長線上に未来を想定するので、自分の可能性を拡げる思考を持ちにくいという側面があります。目の前のことを積み上げていくことは確かに大切なことですが、ただガムシャラに毎日を過ごしていって、ふと我に返った時には「あれっ、何に向かって走ってるんだろう・・・」なんてことを思ってしまうかもしれません。そうなってしまったら、時間は巻き戻せませんから、気づいた頃には自身の可能性が狭まっているなんてこともあり得ます。

企業側からすると、目の前のことに着実に取り組んでくれて、仕事に対しても真面目に向き合う姿勢は、評価の対象となりますが、「この人は何の為に働くんだろう?何でうちの会社を志望してくれているんだろう?」ということが気になってしまいます。仕事に夢中になることは非常に素晴らしいですが、目的意識がないままに突き進む姿は、キャリア構築の観点からすると、「大丈夫かな。もっとキャリアのことを考えてほしいな・・・」と思ってしまいます。目の前の仕事に没頭して、ライフステージの変化に合わせてその場その場のキャリア構築をしていくのは、これもまた、自身の可能性を狭めてしまうことに繋がりがねません。

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両方を組み合わせるとどうなる?

ということで、僕がオススメするキャリア構築の考え方は、逆算思考と積上思考の両方を持つことです。これまでの採用担当としての経験の中で、自社を受けている候補者の方(Aさん)にも伝えた内容ですが、シンプルに言うと「将来の自分の姿を想像し、その上で目の前のことに夢中になろう」ということです。

※僕は幼少期からサッカーをやっており、尊敬するサッカー選手でもある元日本代表の中村俊輔氏は、このように語っています。

「過程が明確じゃないと、無駄なことが増える」
プロとして大成するために、一番大事なのは「忍耐力とか、絶対に負けないっていう心」だという。それを原動力にして、今後のキャリアをどう充実させるかを、描けているか。「目標は誰でも掲げられる。大事なのはそこまでの過程が、頭の中で整理されているかどうか」。その過程があやふやで不透明だと、成長に支障をきたすと考えている。

【中村俊輔の“10の教え”】心に響く希代のレフティの“金言”。

面接で話していたAさんは、こんなことを言っていました。「将来を考えることができません。だから、目の前のことを積み上げていくしかないんです。」と。将来のことを考えられないから、目の前のことを積み上げる。その覚悟はできている。確かにこの姿勢、素晴らしいとも捉えられます。「自分にはできないけど、できないからと言って諦めずに、自分なりに仕事と向き合う姿勢ではいます!」というふうにも捉えられるからです。でも、僕は違和感を感じました。

将来を考えるとか、なりたい自分を決めるとか、それはスキルとか能力とかにも関係しません。そして、自分を含めて誰も正解を持っていないので、できるできないではなく、自分で決めれば良いだけなのです。上記の中村俊輔氏の言葉にもあるように、「目標は誰でも決められる」わけですから、どんな言語化でも良いので、決めてしまってください。誰も正解を知らないので、自分が決めたことが正解だと思えば良いです。

そして、向かう将来が決まれば、あとは目の前のことを積み重ねていくだけです。着実に確実に、自分が決めた将来に向かって一歩一歩進んでいきましょう。その時に確実にやってほしいことがあります。それは、定期的に自分を振り返ってみることです。「目の前のことに夢中になってる自分は、向かうべき方向に進んでいるのかな?」と、自問自答してみてください。将来の姿が決まっているからこそ、ズレてないかどうかがわかるわけです。

また、これも定期的にやってほしいのですが、「今向かっている将来に、自分は本当に到達したいのかな?」と、自問自答してみてください。この問い掛けも非常に大切です。将来の姿を決めるというのは、正解を決めるということではありません。今の自分が到達したいのかな将来を言語化しているので、生きていれば様々な変化があるでしょうし、ライフステージの変化に応じて、目指す将来は変わって良いのです。「あの時決めたんだから、そこに到達しなければならない・・・」と、自分を縛る必要なんてありません。ただしその時には、「これまで向かっていた将来はこれで、新しく向かいたいと思っている将来はこれ。なぜ自分は、こっちの将来に向かいたいと思ったのか?」ということを考えてみてください。その振り返りは、自己認識力を上げることに繋がり、これからの自分の意思決定に良い影響を及ぼします。

これをやる為には、逆算思考と積上思考の両方が必要になってきます。企業側からしても、将来は未確定だと認識をしながらも、仕事をしている自分が何に向かっているのかを決めており、それがあるからこそ自分は日々の仕事に夢中になろうと思っている人がいたら、キャリア構築の観点からもよく考えているなぁと思うでしょう(企業ごとによって認識の差はありますが)。

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まとめ

20代未経験転職を考えている方へ、オススメのキャリア構築の考え方の1つとして『逆算思考』と『積上思考』を組み合わせる方法を伝えてきました。どっちの考え方が正しいとかでもなく、どちらかだけを持っていれば良いというわけでもなく、両方の視点を持つからこそ、自分で納得感を感じるキャリア構築ができるんだと思っています。仕事で目標達成を目指す上でも大切な『逆算思考』と『積上思考』は、キャリア構築の観点でも持つべき考え方であるということです。

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