
『理系出身者だから特別』というわけではありませんが・・・、大学時代に理系の学部で学んでいる人は、早ければ3年生の後半から研究室に所属して卒業論文や卒業制作に取り掛かります。就活に本気で取り組むことができずに、なんとなく新卒として入社したという人も少なくないのかなと感じています。それは、自社でリクルーターとして面接や面談をしていても感じますし、転職エージェントとして支援していても感じることです。
僕自身が理系出身なので、就活の時に時間がなかなか取れない難しさを感じている人が多かったのを覚えています。学んできたことを活かせる仕事に新卒として就く人もいれば、そうではない人もいる。かつ、学校を卒業した後も仕事に就かない・就けない人もいる。その中で、「理系出身で第二新卒として転職を希望している人が、どんな行動を起こしていけば良いのか?」ということを書いていきます。
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学生時代にどんな意識で就活をしたか?

理系の学部で学んでいると、学んだ分野の仕事に就くか、関係のない分野の仕事に就くかを考える時期があると思います。僕の場合は、学んだ分野の仕事に就くことを決めて大学院まで通いましたが、好きなことを学んでいるけど仕事と繋げていない人の方が多かったです。
学んでいることを仕事にしようとする人は、就活の時に受ける業界や職種が明確になっていることが多いです。学んでいることと仕事を別で考えている人は、学校の研究に一生懸命になって就活がおろそかになる人と、学校の研究がおろそかになって就活に一生懸命になる人に分かれる気がします。もちろん、学校の研究も就活も一生懸命になる人もいるし、どちらもおろそかになる人もいます。
結果的に、自分で納得感を持って就職する人もいれば、納得感を持たずに仕方なく就職する人もいます。そして、就活に対して納得感がないから、大学を卒業しても仕事に就かない人もいます。僕は、全てのパターンの人と出会ってきました。学生時代の納得感が、今の自分の納得感に繋がっているんだと思っています。
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今の自分に納得しているか?

「今の自分に納得しているか?」
この問いを自分に立ててみましょう。学んできたことを仕事にして、その仕事を追求していく人は、とにかくその道を追求していけば良いと思います。ただ、学んできたことを仕事にしても、途中で「この仕事じゃないかもしれない」と思った人もいるでしょうし、学んできたことと仕事が関係ない人は、「大学で学んできたことと今やってることが関係ないからなぁ」と自己否定をしている人もいるでしょう。
全ては、自分自身が自分の人生に納得感を持てているかどうかに関わってきます。統計的にどういう数字が出るかはよくわかりませんが、大学で学んだことをそのまま仕事にする人というのは、それほど多くない気がします。というのも、仕事に活かす為の学問になっているかというのは、僕自身が理系で学んできて疑問に感じていることだからです。なので、大学で学んだことが仕事に活かされていなくても気にする必要はないでしょうし、そこに対して「学んできたことと関係ない仕事をしているからなぁ」と自己否定をする必要はありません。
「理系で学んできたから」という条件で自分を縛る必要はありません。理系と関係のない仕事でも、これまでの学びの経験は活かすことができます(以下の記事)。
そうは言っても、学んできたことを活かせる仕事を諦める必要もありません。可能性があるかないかを、プロのエージェントに相談してみることもオススメします。繰り返しになりますが、「今の自分に納得しているか?」と自分に問いを立ててみてください。その問いの答えによって、どんな一歩を踏み出すかが決まります。
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本気で仕事と向き合いたい?今からでも間に合う!

「今の自分に納得しているか?」という問いに、スッキリと「納得している!」と答えられない場合でも、諦めることはありません。仕事に心を燃やして、これからのキャリアを着実に積み上げていくことはできます。自分自身で心を燃やすことができるなら、自分でやってみましょう。ただ、今の自分の立ち位置や、労働市場においてどのようなことが求められていくのかを理解する為にも、仕事探しのプロに相談することをオススメします。
転職エージェントという存在は世の中に多く存在しますが、自分が信頼できる人を見つけるのはとても大変です。なので、ある程度実績があって、信用できる人を最初から頼ってみると良いでしょう。特に、「理系出身者に特化している」と謳っている場合は、積極的に頼ってみましょう。どんな勉強をしてきて、どんな仕事の経験をしてきたかを伝えて、これからの未来を一緒に考えてもらいましょう。最終的に決断するのは自分ですが、決断するまでに必要な要素を共に積み上げてくれるエージェントの存在は、意思決定を後押ししてくれるはずです。
今の時代、理系出身者はあらゆる企業から求められる存在になっています。しかし、「就職しやすい」と言われている中でも、自己肯定感や自己効力感の低さや、やりたいことがない・目指したい未来がないという状態で、就職活動や転職活動に主体的になれない人が多くいるのも確かです。今の自分と向き合って、理系で学んできた過去の自分とも向き合って、これからの自分の未来を主体的に描いてみませんか?僕自身は、「主体的な姿勢を持って未来に向かう若者を多くしていきたい」と強く思っています。
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まとめ
「今からでも間に合う」の『今から』というのは、人それぞれ定義が違います。僕の場合は26歳でしたし、人によっては20代前半の場合もあるでしょう。
第二新卒(だいにしんそつ)とは、学校等を卒業して一旦就職したが、短期間(主に1年未満〜3年)のうちに転職を志す者のこと。「第二新卒者」とも称す。
Wikipedia
理系で勉強したその過去を抽象化したら、仕事に活かせる経験に昇華させることができるかもしれません。どんな未来を描くかによって、何にどのくらいの時間を割くべきなのかが決まってきます。「理系出身である」という事実だけでは意味はないかもしれませんが、理系で学ぶことを志した背景や、どんな学びを経てきたのかを整理していけば、その事実を未来の自分に向けて意味付けしていけるはず。過去の自分を未来の自分に向けてどのように活かせるかどうか、一度プロのエージェントに相談してみてはいかがでしょうか?
僕自身も、理系出身で異業界×異職種の転職を経験した身なので、僕への直接の相談でも構いません!DMはTwitterからお待ちしています!
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